火山噴火を警戒する時

火山

噴火警戒レベルとは

2015年(平成27年)6月30日 箱根山噴火

出典 気象庁

火山活動が活発化し立ち入りが規制されていた神奈川県・箱根山の大涌谷で降灰が確認され、気象庁は、前日の29日から大涌谷の噴気地帯で噴火が発生していたとして噴火警戒レベル3(入山規制)に引上げました。

箱根山の噴火警戒レベル

出典 気象庁|箱根山の噴火警戒レベル

噴火警成レベルとは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、レベル1から5の5段 階に区分したものです。
各レベルには、火山の周辺住民、観光客、登山者等のとるべき防災行動が一目で分かる キーワードを設定しています(レベル5は「避難」、レベル4は「高齢者等避難」、レベル3は「入 山規制」、レベル2は「火口周辺規制」、レベル1は「活火山であることに留意」)対象となる火山が噴火警戒レベルのどの段階にあるかは、噴火警報等でお伝えします。
出典 気象庁|箱根山の噴火警戒レベル

火山灰にはどう対応する?

火山灰から身を守る

火山灰から身を守るための対策は以下があります。

出典 首相官邸ホームページ

・防塵マスクを着用するなど、火山灰を吸い込まないようにしましょう。
火山灰が目に入ったら、手でこすらずに、水で流しましょう。コンタクトレンズをはずして、眼鏡を使いましょう。
・火山灰にふれると、皮膚が炎症をおこすことがあります。皮膚を守りましょう。
・火山灰が降ると見通しが悪くなって、横断歩道などの表示が見えにくくなります。交通事故に気をつけましょう。
出典 首相官邸ホームページ

出典 政府広報オンライン

降灰予報を見聞きしたら、どうすればいいの?

窓を閉める、マスクをする、多量の降灰が予想されるときは外出・運転を控えるなどの対策が必要となります。
出典 政府広報オンライン

まとめにかえて

観光地の箱根は火山のある地域です。噴火の可能性がある場合は注意が必要ですが、レベルに応じて対応を検討できます。常時近づかないのではなく、状況を判断した上で温泉を楽しむことが大事です。