神奈川県

備蓄

被災後の生活期間を想定して、備蓄について考えてみる・9月5日 台風第15号・房総半島台風

令和元年9月に発生した台風第15号(房総半島台風)は、伊豆諸島や関東地方南部に甚大な被害をもたらしました。特に暴風による大規模な停電と断水は、住民の生活に深刻な影響を及ぼしました。台風による被害やその後の長期にわたる停電・断水の備え、備蓄が重要性であることを知っておくことは防災に取り組む上で有益です。
地震

100年たった今の防災を考えてみる・9月1日 関東大震災

9月1日は「防災の日」として知られ、1923年に発生した関東大震災を忘れないために設けられた日です。関東大震災は、マグニチュード7.9の巨大地震で、多くの命を奪い、広範囲にわたって甚大な被害をもたらしました。この記事では、この災害から100年が経過した今、私たちの防災対策がどのように進化し、また、どのような課題が残っているのかを考えます。過去の教訓を活かし、未来の災害に備えるために、防災の取り組みを見直し続けることは安全安心に生活する上で重要です。
土砂災害

二次災害について考えてみる・8月1日 川崎市高津区で土砂災害

1989年8月1日、川崎市高津区で土砂災害が発生し、川崎市消防局のレスキュー隊が救助活動にあたっていたところ、再度土砂崩れが発生し、消防士3人が犠牲となりました。土砂災害の後、さらなる被害が発生することがあります。これを二次災害と呼びます。例えば、豪雨による土砂崩れや地震後に発生する火災などが挙げられます。救援隊の被災も二次被害となります。土砂災害特別警戒区域は、宅地化が進んだ地域で急傾斜地と住宅地が近くにある場所があります。二次災害を防止するためには、災害発生後も気象情報に留意し、警戒監視を行う必要があります。土砂災害が連鎖的に発生する場合があり、避難が難しい状況になることがあります。大雨や地震の際はがけに近づかないようにし、前兆を見逃さず避難することが必要です。災害時には普段では経験しない状況が発生するため、慎重な対応が求められます。
火山

火山噴火を警戒する時・6月30日 箱根山噴火

噴火警戒レベルとは 2015年(平成27年)6月30日 箱根山噴火 火山活動が活発化し立ち入りが規制されていた神奈川県・箱根山の大涌谷で降灰が確認され、気象庁は、前日の29日から大涌谷の噴気地帯で噴火が発生していたとして噴火警戒レベル3(入山規制)に引上げました。
地震

地域を知って災害に備える・5月27日(正応6年4月12日) 永仁鎌倉地震

鎌倉地震 1293年5月27日(鎌倉時代の正応6年4月12日) 永仁鎌倉地震 永仁鎌倉地震は、相模湾が震源とみられ、マグニチュード7程度と推定されています。当時幕府があった鎌倉では、建長寺がほとんど炎上するなど寺院や民家に倒壊や火災などの被害があったとされています。
火山

富士山の噴火を想定してみる・4月11日(平安時代の延暦19年3月14日) 富士山延暦噴火

平安時代の富士山延暦噴火 800年4月11日(平安時代の延暦19年3月14日) 富士山延暦噴火 富士山の北東山腹から噴火が発生し、この日から約1カ月間に渡り活発な噴火活動があったと日本紀略に記載があります。
気象災害

首都圏での大雪の対応を考えてみる・4月8日 関東甲信4月の大雪

大雪と首都圏の交通 1988年(昭和63年)4月8日 関東甲信4月の大雪 南岸低気圧と強い寒気の影響で、関東甲信地方では前日からの雨が雪に変わり、季節外れの大雪となりました。
地震

地震学会誕生のきっかけ・2月22日 横浜地震

地震学会誕生のきっかけ 1880年(明治13年)2月22日 横浜地震 マグニチュード5.5~6.0程度と推定される横浜地震が発生しました。
地震

過去を知っておくこと・12月31日(元禄16年11月23日)元禄関東地震

関東大震災の一つ前の関東地震 1703年12月31日(元禄16年11月23日) 元禄関東地震 相模湾を震源とする推定マグニチュード8.2の元禄関東地震が発生した。相模トラフで発生した海溝型巨大地震とされ、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の一つ前の関東地震と位置付けられています。
地震

残された教訓を考えてみる・12月23日(嘉永7年・安政元年11月4日) 安政東海地震・安政南海地震

「稲むらの火」と「津波防災の日」 1854年12月23日(嘉永7年・安政元年11月4日) 安政東海地震・安政南海地震 紀伊半島南東沖から駿河湾にかけてを震源とする安政東海地震が発生、その31時間後の11月5日午後4時頃、紀伊水道から四国沖を震源とする安政南海地震が発生しました。