警戒レベルととるべき防災対応

火山

全島民が避難

2015年(平成27年)5月29日 口永良部島噴火

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鹿児島県の口永良部島で大きな噴火が発生、噴火による噴煙の高さは火口縁上9,000m以上に上昇し、火砕流が海岸の集落まで達しました。
気象庁は、噴火警戒レベル導入以来初となるレベル5(避難)を発表し、全島民が夕方までに近くの屋久島に避難しました。

出典 内閣府防災情報のページ|口永良部島噴火による災害

 噴火警戒レベルととるべき防災対応

噴火警戒レベルとは

噴火警戒レベルとは、火山の活動状況に応じて、危険な範囲や防災対応を示す指標です。気象庁が発表し、噴火警戒レベルは、1から5までの5段階に分かれています。
参照 気象庁ホームページ

噴火警戒レベル(「警戒が必要な範囲」と「とるべき防災対応」)

噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。
出典 気象庁|噴火警戒レベルの説明

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/vol_alert_level.jpg
出典 気象庁ホームページ

警戒レベルと危険度

噴火警戒レベルと避難

出典 政府広報オンライン

口永良部島噴火では気象庁が噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げられ、口永良部島全域に島外への避難指示が出されました。

警戒レベル

災害が発生するおそれがあるとき、どの情報をもとに、どのタイミングで避難をしますが直感的に理解でき、それぞれの状況に応じて避難できるよう、災害発生の危険度と住民の方々がとるべき行動を5段階の「警戒レベル」で表されています。
参照 政府広報オンライン

まとめにかえて

警戒レベルは5段階で表されていますが、レベル5まで避難しなくてもいいという訳ではありません。
警戒レベル4避難指示までに必ず避難することが必要です。どのレベルで自分はどのような行動をするのかを事前に心得ておくことが、自分事として防災に取り組む上で大事なことと言えます。

出典 政府広報オンライン