梅雨前線による洪水
1932年(昭和7年)7月1日~2日 梅雨前線による大雨
梅雨前線の影響で兵庫県内は大雨に見舞われました。
特に、三木町(現在の三木市)では2日朝、降り続く大雨の影響で、町の中心部の背後の丘陵から流れ出す谷を堰き止めて造られた永代池などのため池数か所がほぼ同時に決壊し、濁流が下流の集落を襲ったほか、中心部を流れる美嚢川も大きく増水しました。
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実際に洪水が起こったら・・・
兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
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出典 兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
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出典 兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
逃げましょう
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・避難指示等に従う
・自主避難
・どこへ避難
・持っていくもの
・協力して避難
出典 兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
危険なこと
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・車での避難
・浸水時の避難
・地下室・地下鉄
・家の中
・浸水時の見回り
出典 兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
日頃の備え
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出典 兵庫県CGハザードマップ|兵庫県 防災学習 <洪水編>
まとめにかえて
長いこと住んでいて今まで水に浸かったことが無かったとしても、水は来ることがあります。
洪水が来てしまったら、逃げるしかありません。その時に慌てずに素早く逃げられるように、事前に心構えを持っておくことは防災の備えとして大事です。
「水は来ない」と思っていました
平成22年梅雨前線による大雨災害(平成22年7月)
「来る、来る、来る」路地はまるで川のよう
~川の氾濫の大変さ実感~(山陽小野田市 50代 女性 菓子店経営)
朝起きたときに川の水の音を聞いて、「あ、違う」って思いました。で、姉と川の様子を見にいくと、水の勢いは今まで見たことがないほど速く、川の水が橋にぶつかって跳ね返っていました。
そのうち、橋の欄干のすき間から水があふれ出し、かまぼこ状の橋の上を川のように流れ出したのです。「来る、来る、来る」って感じでね。私たちは水に追いかけられるように家に戻り、とりあえず母と犬を2、3軒先の敷地がちょっと高い知り合いの家に避難させました。結局、我が家に水が浸入してくるのを止めることはできませんでした。
川からどんどん水が上がって来るし、側溝は水がはけない状態になっていますから、川と道路の差がなくなってきて、細い路地はまるで川のようにダーっと水が流れていました。
長いこと住んでいて今まで水に浸かったことが無かったので、「水は来ない」と思っていました。被災して初めて「川が氾濫するって大変なことなんだな」って思いました。
出典 内閣府防災情報のページ