8月19日　北美濃地震　事前の備えを考えてみる

北陸地方から岐阜県にかけて広い範囲で被害

石川、福井、岐阜の3県境付近でマグニチュード7.0の北美濃地震が発生し、福井市や名古屋市で震度4を観測したほか、関東地方から中国地方にかけて揺れを感じました。

震源が山間部であったことと活発な余震活動が続いたことから、地震の揺れに伴う山崩れや地すべり等の土砂災害が多発しました。岐阜県の御母衣第2発電所建設現場では4人が生き埋めで死亡、富山県でも黒部第4発電所ダム付近で落石により6人が重軽傷を負うなど、北陸地方から岐阜県にかけて広い範囲で被害が生じました。

「防災・危機管理e-カレッジ」は、住民の方々に、インターネット上で防災・危機管理に関する学びの場を提供することを目的としています。過去の災害を知り、災害への備えを事前に学習することは、減災に取り組むうえで有効です。
参照　総務省消防庁ホームページ｜eカレッジの内容紹介

地震・津波、台風、集中豪雨、土砂災害、火山災害、火災など私たちの回りには生活を脅かすさまざまな危険があります。
多くの危険の中で、みなさんは、安全でいられるでしょうか？
このレッスンでは、地震への備えを中心に学習しましょう。
出典　総務省消防庁｜防災・危機管理eカレッジ

タンスや冷蔵庫、食器棚、テレビといった、大型の家具・家電の転倒防止対策を中心に、家庭内の安全対策を学びましょう。

地震への備え、あなたは大丈夫ですか。たとえ耐震性を確保した家であっても必ずしも安全とはいえません。家具が倒れたり、ガラスが飛散したりと、身近なものが凶器になる恐れがあるのです。

住まいの耐震性を知り、適切な耐震改修を行うことは、大切な家族の命を守ることにほかなりません。あなたの住まいは本当に安心できるのかチェックしましょう。
出典　　総務省消防庁｜わが家の耐震チェック

地震の揺れを感じた場合、あるいは緊急地震速報を見聞きした場合は、あわてずにまずは身の安全を確保してください。
そして、落ち着いてテレビやラジオ、携帯電話やスマートフォンのワンセグやネット通信機能など、様々な手段を使って正確な情報の把握に努めましょう。

災害は起きてからその対応を考えることも必要ですが、事前に備えておくといざという時に慌てずにすむ場合もあります。
地震が起きる前に、備えをチェックし家具などの転倒防止や家の耐震性を確認しておくことが大事です。