1923年9月1日 関東大震災
防災の日は、昭和35年(1960)年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まります。
9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。
防災訓練にある起震車(地震体験)や煙体験、消火器訓練等は、災害に対する心構えや慌てずに対応が出来るように、事前に体験しておくためのものです。
地震は他の災害に比べ、いつ発生するかが予想しにくい災害です。その時いる場所での対応を事前に心得ておくことで、とっさの対応がし易くなります。

東京消防庁 地震防災マニュアルより

一般住宅
自宅での基本的事項
丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。また、頭を座布団などで保護して、揺れが収まるのを待ちましょう。
地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが極めて重要です。
そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、 いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。
出典:消防庁 防災マニュアルー震災対策啓発資料ーより
寝ているとき
揺れで目覚めたら寝具にもぐりこむかベッドの下に入れる場合はベッドの下に入り、身の安全を確保しましょう。
トイレ・お風呂
揺れを感じたらまずドアを開け、避難路を確保し揺れが収まるのを待ちましょう。
台所
まずは、テーブルなどの下に身を伏せ、揺れが収まるのを待ちましょう。
マンション
高層階では、地表より揺れが大きくなることがあるので注意しましょう。
職場
職場ではキャビネットや棚、ロッカー、コピー機などから離れ、頭部を守り、机の下に隠れるなど身を守りましょう。
スーパー・デパート
バックや買い物かごなどで頭を保護し、ショーケースなど倒れやすいものから離れましょう。
映画館・劇場
バックなどで頭を保護し、座席の間に身を隠して、揺れが収まるのを待ちましょう。
地下街
慌てずに、バックなどで頭を保護し揺れが収まるのを待ちましょう。
学校
教室内では、机の下に潜って落下物などから身を守り、慌てて外に飛び出すなど勝手な行動はせずに、教職員の指示に従いましょう。
エレベーター
全ての階のボタンを押し、最初に停止した階でおりるのが原則ですが、停止した階で慌てておりるのではなく、階の状況を見極めるのも大切です。
http://www.histeq.jp/kaishi_28/HE28_071_084_Mannnen.pdf

出典 鎌倉市ホームページ