先進国の中で雪が多い国の一つ日本・12月1日~7日 「雪崩防災週間」

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本格的な雪のシーズンを前に、国民一人一人に雪崩災害の防止や被害軽減の重要性を認識し、理解を深めてもらえるよう、毎年12月1日から7日を「雪崩防災週間」として定め、雪崩災害防止功労者の表彰や雪崩災害防止セミナーの開催等の様々な取組が実施されています。

先進国の中で雪が多い国の一つ日本

日本は先進国の中で最も雪が多い国の一つです。雪崩は向き合わなくてはいけない災害の一つです。豪雪地帯では、様々な対策が取られていますが毎年のように、雪崩による死者や行方不明者が出ています。最近では、登山やスキーなどのレジャー客にも被害が出ています。

12月1日~7日は「雪崩防災週間」です

出典 国土交通省

国土交通省と都道府県では、防災・減災の取組の一環として、本格的な雪のシーズンを前に、国民一人ひとりが雪崩災害の防止及び被害の軽減の重要性について認識し、理解が深められるよう、毎年12月1日から7日を「雪崩防災週間」として定め、雪崩災害防止功労者の表彰や雪崩災害防止セミナーの開催等の様々な取組を実施します。
出典 国土交通省

雪崩から身を守る

雪崩(なだれ)は最大で時速200㎞ものスピードに!雪崩から身を守るためには?

国土の半分以上が「豪雪地帯」に指定されている日本では、毎年のように雪崩(なだれ)による災害が発生しており、危険箇所は全国で2万か所以上もあります。最大で時速200㎞ものスピードで一瞬のうちに私たちを襲う雪崩は、豪雪地帯で暮らす住民だけでなく、スキー・スノーボードや登山、温泉などのレジャー目的で訪れる多くの観光客も巻き込むおそれがあります。雪崩災害から命を守るためには、雪崩の特徴や発生しやすいケースについて知識を深めるとともに、常日頃からの心がけが大切です。
出典 政府広報オンライン

出典 政府広報オンライン 冬の脅威!「雪崩災害」から身を守る【字幕付】

私たちが心がけるべきことは?

雪崩から自分の身を守るためには、一人ひとりが雪崩に関する正しい理解を深めておくとともに、ふだんから雪崩災害に対する防災意識を持つことが重要です。そこで、日頃からできることをいくつかご紹介します。

  • 市町村が作成、配布するハザードマップによって、その地域の危険箇所を把握
  • 「なだれ注意報」などの気象情報が出ていないかを確認
  • その他、地方自治体から発信される情報のチェック

もしも、雪崩の前兆を発見した場合は決して近づかずに、最寄りの市町村役場や警察署、又は消防署へすぐに通報してください。
出典 政府広報オンライン

まとめにかえて

日本は先進国の中でも雪が多い国で、毎年雪崩による被害が発生しています。特に豪雪地帯では、住民だけでなくスキーや登山などのレジャー客も被害に巻き込まれるおそれがあります。
こうした雪崩災害への備えとして、国土交通省は毎年12月1日から7日を「雪崩防災週間」と定め、国民一人ひとりに雪崩防災の重要性を認識してもらうため、表彰やセミナー、危険箇所のパトロールなど様々な取り組みを行っています。雪崩から身を守るためには、発生しやすい状況や雪崩の特徴を理解し、日頃から安全意識を持つことが大切です。

出典 政府広報オンライン
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