8月14日 台風7号 風水害への備えを考えてみる

台風

中部地方を縦断した台風

1959年(昭和34年)8月14日 昭和34年台風7号

出典 国土交通省|昭和34年8月14日7号台風での笛吹川に架かる三郡東橋流出

台風7号が駿河湾から富士川河口付近に上陸。中部地方の静岡、山梨、長野、新潟の各県を縦断し、同日10時頃には新潟県上越市を通過して日本海に入り、翌15日に熱帯低気圧に変わった。山間部で800mmに達する大雨が降ったのに加え、早い速度で縦断したため強い風が吹き、石廊崎で64.0m/s、甲府で43.2m/sの最大瞬間風速が観測されました。

10日までに通過した台風第6号や前線による大雨の直後でもあり、死者・行方不明者合わせて235人、負傷者1,528人が被害を受け、被災家屋160,000棟以上にのぼり、山梨、長野の両県では、暴風により果樹が落下し、大きな被害が発生しました。

風水害へ備える

防災・危機管理e-カレッジ

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ

「防災・危機管理e-カレッジ」は、住民の方々に、インターネット上で防災・危機管理に関する学びの場を提供することを目的としています。過去の災害を知り、災害への備えを事前に学習することは、減災に取り組むうえで有効です。
参照 総務省 消防庁ホームページ|eカレッジの内容紹介

風水害へ備えるために

出典 総務省消防庁|eカレッジ|自然災害 風水害

風水害から身を守るには、どのようなことに注意していく必要があるのかを学びましょう。

家や地域のリスク(風水害編)

水害、土砂災害から身を守るために、家や地域のリスクを学びましょう。

家や地域のリスクを知ることができるマップとして、ハザードマップがあります。洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、高潮ハザードマップなどの種類があります。
洪水ハザードマップでは、洪水や内水氾濫が起こった場合に水がどれぐらいの高さまで来るかが色分けされているため、予め自宅や避難経路などの状況を把握することができます。
出典 総務省消防庁ホームページ|風水害に備えるために

防災気象情報・避難情報等に基づく避難行動(風水害編)

豪雨災害から身を守るために防災気象情報や避難情報について学びましょう。
災害が発生しそうなとき、皆さんや家族の身を守るためには、気象庁などから出される防災気象情報や市町村から出される避難情報をもとに、適切なタイミングで避難などの行動をとる必要があります。
出典 総務省消防庁ホームページ|風水害に備えるために

コロナ禍の避難行動や避難生活(共通編)

避難先での感染症対策として、人との距離をできるだけ2m、最低でも1mは開けるようにしましょう。ドアノブや手すり、蛇口など共有部分の消毒、換気、避難所内部や周辺などの掃除など避難者同士で協力して行いましょう。占有スペースは各自で定期的な清掃を行いましょう。また、避難所では体調管理に留意し、体調が優れない場合は専門の相談員に相談するようにしてください。以上の点をコロナ禍での避難では注意するようにしましょう。
出典 総務省消防庁ホームページ|風水害に備える

まとめにかえて

風水害から身を守るには、家や地域のリスクを先ず知っておくことが必要です。
ハザードマップは自分の身の回りのリスクを知るのに便利です。洪水ハザードマップでは、洪水や内水氾濫が起こった場合に水がどれぐらいの高さまで来るかが色分けされているため、予め自宅や避難経路などの状況を把握することができます。洪水ハザードマップでは、予め自宅や避難経路などの状況を把握することができます。
適切なタイミングで避難などの行動をとるには、気象庁などから出される防災気象情報や市町村から出される避難情報を気を付けておく必要があります。

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