震度と揺れ・5月1日 男鹿地震

地震
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浅い震源と強い揺れ

1939年(昭和14年)5月1日 男鹿地震

秋田県男鹿半島の沿岸を震源とするマグニチュード6.8の男鹿地震が発生し、秋田市で震度5の揺れを観測したほか、北日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。また、この地震の2分後にもマグニチュード6.7の最大余震が発生しました。

出典 自然災害研究協議会東北部会

震源の深さと被害

震源の深さが2kmとごく浅く、震源に近い男鹿半島を中心に、死者27人 負傷者52人、家屋全半壊1,300棟以上の大きな被害となりました。

震源と揺れの強さ

浅い震源の地震は、震源が地表に近いため、揺れが大きくなりやすいという特徴があります。揺れが遠くまで伝わらないので強い揺れの範囲は狭くなります。

出典 気象庁|防災メモ 陸域の浅い地震の発生の仕組み

震度とマグニチュード

震源の深さは、地震が発生した場所の深さを表します。震度は、地震が発生した場所からの距離によって異なります。一方、マグニチュードは、地震が発するエネルギーの大きさを対数で表した指標値で、地震の規模を表します。マグニチュードが1増えると、地震のエネルギーは約32倍になります 。
参照 気象庁ホームページ

震度と揺れの状況

かつて、震度は体感および周囲の状況から推定していましたが、平成8年(1996年)4月以降は、計測震度計により自動的に観測し速報しています。
気象庁の震度階級は「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級となっています。
出典 気象庁ホームページ

出典 気象庁ホームページ|震度について

震度5の揺れ

震度5弱では大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じ、震度5強では物につかまらないと歩くことが難しい状態になります。

その時、いのちを守るために

自宅で地震が起きた場合、身を守るためにあなたならどのような行動をしますか?
出典 東京消防庁|防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」

【首都直下地震】防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」~自宅編~

まとめにかえて

地震は予測が難しい災害の一つです。
そして地震が起こると歩くことも難しい状態になる場合があります。いざという時の為の心構えや備えが大事です。

災害が起きる前にできること

  • 家具の置き方、工夫していますか?
  • 食料・飲料などの備蓄、十分ですか?
  • 非常用持ち出しバッグの準備、できていますか?
  • ご家族同士の安否確認方法、決まっていますか?
  • 避難場所や避難経路、確認していますか?

出典 首相官邸ホームページ