3月9日 三陸沖の地震
2011年(平成23年)3月9日 三陸沖の地震
三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県栗原市、登米市、美里町で震度5弱を観測し、北海道から近畿地方の広い範囲で揺れを感じました。東北地方の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、岩手県大船渡で60cmの津波が観測されました。
翌10日にはマグニチュード6.8の地震が発生するなど余震活動も活発でした。さらに、翌11日にはマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生、この日の地震は東北地方太平洋沖地震の前震とみられています。

前震とは
前震とは、一定の期間・領域内で発生する一連の地震活動において、本震に先立って発生する地震のことです。
前震は本震の一カ月以上前から発生する場合もありますが、多くは直前~数日前に発生します。しかし、定義は明確でなく、現在の科学技術では活動の最中に前震か本震かを判断することは難しいです。
参照 地震本部|前震
まとめにかえて
東日本大震災では、前震と思われる三陸沖の地震が3月9日にありその余震が3月10日に起こっています。予兆は後から思ってわかるもので、その時はわからないようです。
今も地震はありますが、どの地震が大地震の前震かは事前には分かりません。
防災は災害に人が事前にできることです。災害がいつ起こるか分からい以上、防災は毎日しておくことが必要なようです。
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