火災、出火原因の1位は「放火」

火災

大火の出火原因

1728年5月5日 越後長岡享保13年の大火「三蔵火事」

この日の夕刻、柳原町の町人三蔵が喧嘩相手の門左衛門の屋敷に放火。炎は激しい西風にあおられて燃え広がり、翌朝ようやく鎮火しました。

放火対策

火災の出火原因

総出火件数を出火原因別にみると、「放火」、「こんろ」、「たばこ」、「放火の疑い」、「たき火」の順となっています。(平成22年版消防白書)  

出典 総務省消防庁ホームページ4 出火原因

放火はどのように防げばいいのでしょうか。

放火を防ぐためには、以下のような対策が有効です。

出典 伊丹市ホームページ
  • 建物の周辺に燃えやすいものを放置しない。
  • 建物の周辺は外灯等で明るくする。
  • 空き家や倉庫、車庫などは、施錠をキッチリする。
  • 地域ぐるみで協力して、放火されにくい環境作りをする。
  • 防犯カメラや放火監視センサーなどの設備を利用する。

参照 総務省消防庁ホームページ

 放火火災に対するご自分の家の危険度をチェックしてみましょう。

評価シートの質問に答えて、放火火災に対するご自分の家の危険度をチェックしてみましょう。

参照 消防庁ホームページ

出典 消防庁ホームページ

 採点して、対策の必要な項目をチェックしよう。

 全ての回答欄にチェックを入れ終わりましたら、「採点票」を用いて採点してみましょう。 

採点は、環境要因、敷地・建物への侵入防止、可燃物等の整理、火災の初期対応、家族や近隣との協力体制の5項目で評価されます。

出典 消防庁ホームページ

得点の低い中項目については「対策集例(個人用)」を参考にして、有効な対策を講じましょう。

まとめにかえて

放火されないためには、「放火されない、放火させない、また放火されても大事に至らない環境づくり」が重要です。

  1. 家のまわりはいつも整理整頓し、段ボールなどの燃えやすいものは置かないようにしましょう。また、共同住宅の廊下、階段などの共用部分には物を置かないようにしましょう。
  2. 物置や車庫などは、外部から簡単に進入できないように、必ずカギをかけておきましょう。
  3. 消火器、三角消火バケツや住宅用火災警報器などを備えましょう。
  4. 車やオートバイのボディカバーは防炎製品を使いましょう。
  5. ごみは、決められた日の朝に出しましょう。
  6. 家のまわりは、外灯などをつけ、明るくしましょう。
  7. 外出するときは、隣人に一声かけていきましょう。
  8. 地域ぐるみ、まちぐるみで放火防止に取り組みましょう。
出典 東京消防庁ホームページ

出典 東京消防庁ホームページ