首都圏でめったにない大雪の対応を考えてみる

気象災害

大雪と首都圏の交通

1988年(昭和63年)4月8日 関東甲信4月の大雪

南岸低気圧と強い寒気の影響で、関東甲信地方では前日からの雨が雪に変わり、季節外れの大雪となりました。
東京都心では4月としては歴代2位となる積雪9cmを記録したほか、秩父で19cm、横浜で7cmを観測し、首都圏の交通機関にも大きな影響が出ました。

交通機関の状況に気を付ける

大雪の時は車や公共の交通機関で混雑や遅延等が起こる場合があります。事前の準備や心構えが必要になります。

大雪時の交通機関の利用について

大雪が予想される場合には、基本的には不要な外出は控えます。

自家用車を利用する場合には、融雪剤の散布や除雪用具(スコップなど)の準備も必要です。また、車のタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを用意することが必要です。
公共交通機関を利用する場合には、運行状況を確認してから出かけるようにします。

参照 Yahoo天気・災害

国土交通省 防災ポータルでは、交通規制等の道路交通情報や鉄道・航空各社の運行情報、物流会社の配送状況を見ることができます。

参照 国土交通省|防災ポータル

まとめにかえて

日本では、国土の半分以上が豪雪地帯(※図1)に指定されており、約2000万人もの人々が豪雪地帯で生活を営んでいます。

出典 内閣府防災情報のページ

首都圏等普段は雪には不慣れな地域は備えが不十分の為、混乱が大きくなる場合があります。
交通機関等その地域社会の備えが、どのようになっているかを事前に心得ておくことも大事です。