雪害に備えることを考えてみる

豪雪災害活動記録 気象災害

2005年(平成17年)12月25日 羽越本線特急列車脱線転覆事故

山形県庄内町のJR羽越本線・北余目~砂越駅間で、秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」が最上川橋梁通過後の盛土区間を走行中に突風にあおられ、6両編成の全車両が脱線、うち先頭から3両が盛土から転落・横転し一部の車両が進行方向左側の建物に衝突した。

Wikipedia

 当時、事故現場周辺では北海道の西の海上にある低気圧からのびる寒冷前線が通過中で大気の状態が非常に不安定となっており、突風の発生しやすい気象条件となっていた。しかし、風速計など従来の観測機器だけではこうした局地的な突風を捉えることは難しいことから、この事故を受けて、突風検知向上のためのドップラーレーダーが現地に設置されるとともに、防風柵の増設や運転規制の強化などの対策が図られた。

雪害では、どのような災害が起こるのか?

雪害の代表的ものとしては、雪崩、除雪中の転落事故などの豪雪地帯特有の災害のほか、路面凍結などによる交通事故や歩行中の転倒事故など、豪雪地帯以外でも発生する災害もあります。また、地域住民だけでなく、冬山登山やスキー、観光などで豪雪地帯を訪れる多くの人々も被害に遭っています。
 雪害に遭わないためにも、雪に対する正しい知識を深めておくことが大切です。

出典 首相官邸ホームページ
除雪中の事故

除雪中の事故

除雪中の事故はこんなケース、こんな原因で起きています
・屋根からの転落
・屋根からの落雪
・水路等への転落
・除雪機の事故
・除雪作業中に心筋梗塞などを発症

除雪事故に遭わないために

内閣府(防災)普及啓発・連携担当/国土交通省国土政策局地方振興課

除雪中の事故の危険を理解し、安全な対策を講じることが、事故を防ぎます。
作業は家族、となり近所にも声かけて2人以上で!
建物のまわりに雪を残して雪下ろし!
晴れの日ほど要注意、屋根の雪がゆるんでる!
はしごの固定を忘れずに!
エンジンを切ってから!除雪機の雪詰まりの取り除き
低い屋根でも油断は禁物!
作業開始直後と疲れたころは特に慎重に!
面倒でも命綱とヘルメット!
命綱、除雪機など用具はこまめに手入れ・点検を!
作業のときには携帯電話を持っていく!

出典 首相官邸ホームページ

大雪のおそれに応じて段階的に発表される気象情報と対応

気象庁|大雪に関する気象情報(講習会資料)

大雪に関する早期天候情報

その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

早期注意情報(警報級の可能性)

警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報(警報級の可能性)」として[高]、[中]の2段階で発表しています。

大雪に対する緊急発表

普段とは異なる顕著な降雪や猛吹雪が予想される場合、普段降雪が少ない地域においてまとまった降雪が予想される場合など、大規模な車両滞留や長時間の通行止めを引き起こすおそれのある大雪が予想される場合には、国土交通省と気象庁が共同して記者会見を開き、車両の立ち往生などに対して一層の警戒を呼びかけます。

大雪警報・注意報

警報は、重大な災害が発生するような警報級の現象がおおむね3~6時間先に予想されるときに発表することとしています。

大雪特別警報

記録的な大雪(府県程度の広がりをもって50年に一度の積雪深)となり、かつ、その後も警報級の降雪が丸一日程度以上続くと予想される場合には、大雪特別警報を発表します。

出典 気象庁|大雪に関する気象情報より

大雪にそなえる

豪雪地帯では、屋根や道路等の除雪は必須ですが、除雪作業中には、屋根から転落する、屋根からの落雪に埋まる、除雪機に巻き込まれる、水路に転落するなど、様々な原因で死亡事故が発生しています。

除雪作業中の事故防止の徹底は、重要な雪害対策です。
・除雪器具や装備の点検・手入れを行い、作業中の用具の取り扱いにも十分注意しましょう。
・除雪作業は複数人で行うようにしましょう。

出典 平成18 年豪雪災害活動記録 新潟県魚沼消防本部

作業中に事故に遭っても、直ぐに発見されれば助かる可能性があります。
・家族や隣近所の地域コミュニティと協力して行い、たとえ作業を一緒に行えなくとも、作業の様子を見ていてもらうことが安全管理として重要です。
・除雪作業中の事故は、「慣れた作業だから」、あるいは「除雪機のエンジンを止めて雪詰まり除去をするのは面倒だ」といった、小さな油断から発生することも多々あります。除雪作業に対する慣れや過信は禁物です。
どのような状況で除雪中の事故が発生しやすいのか、また、安全な作業を行うためにはどのような点に気をつけたらよいのか確認しておきましょう。

出典 内閣府防災情報のページより

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