1605年2月3日(慶長9年12月16日)慶長地震
1605年(慶長9年)に発生した慶長地震は、地震被害の記録としては、淡路島の千光寺の御堂が倒れたというものだけでした(推定震度4以下)。
慶長地震は、揺れはあまり大きくなくても津波が大きい地震(津波地震)として知られています。津波から命を守るために津波を正しく知ることと、避難のしかたを知るが大事です。
慶長地震と津波
南海トラフにおいて1605年に発生した慶長地震では、犬吠埼から九州までの広範囲に津波が押し寄せ、八丈島で57名の死者、阿波宍喰で1500名の死者をもたらした大地震であった。その一方で、揺れによる被害を記した資料は、津波被害に比べて少なく、この地震は強い揺れを伴わない津波地震であったと考えられている。
出典 独立行政法人 海洋研究開発機構ホームページ

災害伝承
【災害の概要】M7.9。津波は犬吠崎から九州にいたる太平洋岸に押し寄せた。伊勢の浦々では、地震後数町沖まで潮が引き、約2時間後津波が襲来、魚貝をとっていた人達死す。
出典 災害伝承情報データベース|慶長地震
出典 災害伝承情報データベース
慶長地震資料
神奈川県 「津波浸水予測図」 慶長型地震

出典 神奈川県ホームページ
四国 慶長9年の地震

出典 四国災害アーカイブ
津波に備える/気象庁
津波防災啓発ビデオ「津波に備える」
東日本大震災を踏まえ、津波から命を守るために備えておきたい津波の知識や避難のポイントを、実際の映像やCG、 インタビュー等により解説したビデオです。本編映像の他、津波警報の解説等の資料映像も掲載しています。
出典 気象庁ホームページ
津波を正しく知る(津波の知識)
津波発生のしくみと破壊力、津波の速さと高さ、繰り返し襲ってくる、いつも引き波から来るとは限らない
避難のしかたを知る(避難のポイント)
沿岸部で強い揺れを感じたらすぐ避難、弱くても長い揺れを感じたらすぐ避難、避難した後も安心せずもっと高いところへ、警報が解除されるまでは避難を続ける。
※「津波に備える」は地域の学校や自主防災組織等の訓練、防災意識の向上や知識啓発 を目的としてご利用いただくために、一般のDVDプレーヤで再生可能なDVD(高画質)を作成しております。 貸し出し等については最寄りの地方気象台までお問い合わせください。
気象庁ホームページ 動画について