地域の防災対策

地震

若狭湾を震源とした地震

1963年(昭和38年)3月27日 越前岬沖地震

若狭湾を震源とするマグニチュード6.9の越前岬沖地震が発生し、福井県敦賀市と兵庫県豊岡市で震度5を観測したほか、関東甲信地方から九州北部地方までの広い範囲で揺れを感じました。

地震本部|福井県の地震活動の特徴

地域の地震対策

福井県の地震対策

1963年に発生した越前岬沖地震を教訓に、福井県では様々な地震対策が行われています。
福井県では、危機事象が発生しまたは発生するおそれがある場合に、県民の生命、身体、財産への被害を防止・軽減するため、各部局において実施する危機対策の基本的枠組みとして「福井県危機対策基本指針」を定めています。
参照 福井県ホームページより

福井県震度情報ネットワーク

福井県震度情報ネットワークは、地震発生時の県内各市町の震度を把握し、迅速な災害対応活動を行うことを目的に旧市町村単位に1台、震度計または分岐装置を整備しています。
参照 福井県震度情報ネットワーク

地域の防災計画について

福井県の地域防災計画

福井県の地域防災計画は、災害対策基本法第40条の規定に基づき、福井県防災会議が作成する計画で、自然災害等から県土ならびに県民の生命、身体、財産を保護するため、県の地域にかかる災害予防、災害応急対策および災害復旧の諸施策を示すものです。
福井県では、地震や洪水などの自然災害に備えて、各市町村ごとに地域防災計画を策定しています。

参照 福井県ホームページ福井県地域防災計画(各編)・福井県石油コンビナート等防災計画

地域防災計画とは

地域防災計画は、地域の人々が協力して、災害に備えるための計画です。
子供たちにも分かりやすく伝えるために、自治体やNPO法人などが様々な取り組みを行っています。例えば、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、防災に子どもたちの声を反映し、災害時に子どもたちが主体的に行動できるよう、地域社会の防災(災害リスク軽減)体制強化事業を進めていくことを求めています。
参照 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

内閣府や地方自治体が作成した子ども向けの防災啓発コンテンツもあります。全国から集められた防災について学べるものを紹介しています。
参照 内閣府防災情報のページ

まとめにかえて

災害は、地域によって発生する種類や頻度が異なります。例えば、地震は日本全国で発生する可能性がありますが、台風は特に沿岸部での被害が大きくなる傾向があります。また、豪雨災害は山間部や河川流域での被害が多いです。

ハザードマップを確認することで、それぞれの地域の災害特性を知ることができます。自治体やNPO法人などでは、地域に合わせた防災対策を行っています。例えば、激甚災害・複合災害を前提とした「想定外」を回避できる対策の実現や、科学的予測の不確実性を考慮した対策を立案しています。

それぞれの地域のハザードマップや地区防災計画を災害が起こる前に見ておくとは、防災に取り組む上で有益です。