9月23日(安政3年8月25日)安政の台風 「自らの命は自らが守る」ための知識を学んでおく

安政の台風 台風

日本の風水害では過去最悪の被害

1856年9月23日(安政3年8月25日) 安政の台風

出典 国立公文書館ホームページ

「安政3年の大風災」と呼ばれる大きな風水害が発生。これは、江戸のすぐ近くを強い勢力の台風が通過したことによって、江戸の街一帯が暴風と高潮の被害を受けたことによるものでした。
また、暴風雨に加えて火災が発生したことも被害を大きくし、この台風による死者は、資料にもよりますが最も多いもので約100,000人とされ、日本の風水害によるものとしては過去最悪の被害とされています。

「自らの命は自らが守る」ための基本的な避難の知識

台風・豪雨から「自らの命は自らが守る」ための基本的な知識ととるべき行動を、前もって心得ておくことは防災に取り組むうえで有益です。

あなたの家の災害リスクを考えよう

出典 気象庁

重要なパート
・大雨の時にどう逃げる ・ハザードマップは災害リスクを教えてくれる ・どんな災害リスクがあるでしょう? ・大雨による水害と土砂災害のリスク ・ハザードマップで見る災害リスク(水害) ・ハザードマップはどこで手に入れられる? ・色が塗られていなくても災害リスクのある場所 ・危険なところは過去が教えてくれることも ・災害が起きやすい地形は地図で知ることができる ・あなたの家の近くの災害リスクを確認しよう

大雨の時の避難先を考えよう

出典 気象庁

この教材では、大雨の時の避難先選びについて説明されています。
避難先は個々人の災害リスクに応じて異なるため、ハザードマップなどから災害リスクを把握し、適切な避難先を考える必要があります。
避難先の候補として、親戚や知人の家や区町村が指定する緊急避難場所が挙げられています。

あなたの避難行動を考えよう

出典 気象庁

重要なパート
・大雨の時にどう逃げる
・水害や土砂災害から命を守る避難行動
・避難にはけっこう時間がかかる
・避難に時間を要する方と一緒に避難する場合
・浸水時や夜間の屋外の移動は?
・避難するときに準備するもの「非常持ち出し品」
・警戒レベルと「とるべき行動」
・もし避難ができない状況になったら

あなたの避難のタイミングを考えよう

出典 気象庁

この動画は、大雨時の避難のタイミングについて説明しています。警戒レベル3では高齢者や障害のある人が避難を開始し、警戒レベル4では危険な場所から全員が避難するよう求められます。警戒レベルと避難情報をしっかり理解して、適切な避難を行うことが重要です。

出典 気象庁|大雨の時にどう逃げる

まとめにかえて

災害から身を守るために、避難する必要がある場合があります。避難する際もタイミングや避難の準備、避難先など知っておくべきことがあります。いざ避難というう時に慌てないように、基本的な知識や心得を持っておくことは大事です。

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