10月1日 昭和新潟大火 火災の危険性と対応を学んでおく

昭和新潟大火 火災

都市の火災

1955年(昭和30年)10月1日 昭和新潟大火

出典 新潟市

新潟市内医学町通の新潟県庁第三分館から出火。火は瞬間最大風速33mの強風に煽られ市街地中心部へ延焼し、繁華街の古町一帯に至りました。
フェーン現象による連日の乾燥に加え、佐渡沖を通過直後の台風22号による強風が被害を拡大させ、密集する市街地において耐火建築物にも燃え移るなど、都市の火災対策に課題を残しました。

また、市街地の百貨店に拠点を置いていたラジオ局が、入居する建物に延焼する直前まで火災の模様を中継し、災害時の新たな情報伝達手段となりました。

火はおよそ8時間に渡って燃え続け、約260,000平方m、892棟が焼失し、5,901人が罹災するも、死者は発生しなかった。新潟では繰り返し大火が発生しており、本火災は「昭和新潟大火」と称されました。

火事の危険性

防災を学ぼう!

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ| 火災

クイズで防災を学ぼう
クイズで防災を学ぼう!(火事(かじ)編)

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ| 火災

火事の危険性

総務省消防庁

私たちの財産も生命も、築き上げてきた何もかもを焼き尽くす火事。放火という悪質な犯罪で、一瞬にしてあなたの大切なものすべてを奪うことがあります。

その他、タバコ、てんぷら鍋の過熱、たき火、火あそびなど、様々なきっかけで火災は発生します。
このレッスンでは、火災の傾向を学ぶとともに、出火の原因別に防火のポイント、住宅防火対策、火災発生時の行動について考えていきます。
火災の基礎的な知識を身につけましょう。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ

まとめにかえて

危険が迫った時の避難行動は、その時になって慌てないように事前に心得ておく必要があります。
また火災は自らの力で防ぐことの出来る災害でもあります。起こさないことが一番ですが、「ついうっかり」や放火などで被害に遭った時、小さなうちに消火できるように初期消火の知識も事前にもっておくことが大事です。

避難

地震、津波、洪水、土砂災害、そして火災などの危険が迫った時、あなたならどうしますか?危険が迫った時の避難行動は、あなただけでなく、あなたの家族や近所の方々を救う大切な手段です。

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ

まず念頭に置いていただきたいことは、「早めの避難」です。
2つ目は「正しい情報による避難」です。避難の際、情報は大変重要なものです。
3つ目は「徒歩による避難」です。車での避難には、水に流されたり、浸水した車から脱出できなかったりといったさまざまな危険が潜んでいます。
4つ目は「避難の際の隣近所への声掛け」です。自分が危険を察知しても、隣近所の方が気づいていないことも考えられます。
5つ目は「普段から避難場所、避難経路を知っておくこと」です。避難しなければならない状況に、いつ遭遇するかわかりません。その時になって慌てないように、普段から避難場所や避難経路を家族で確認しておきましょう。
参照 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|避難

初期消火

総務省消防庁

火災は自らの力で防ぐことの出来る災害です。起こさないことが一番ですが、「ついうっかり」や放火などで被害に見舞われるかもしれません。
火災は小さなうちに消火することが大切です。あわてず、適切に初期消火を行うことができるよう知識を身につけましょう。

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|初期消火

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