11月1日 リスボン大地震 いつ、どこで起こるか分からない地震や津波を想定してみる

地震

地震による津波や火災

1755年11月1日 ポルトガル・リスボン大地震

出典 Wikipedia

ポルトガルの西南西200kmの大西洋を震源とする、マグニチュード8.5~9.0相当といわれる巨大な地震が発生しました。
大航海時代に隆盛を極めたポルトガルの首都・リスボンの被害が特に大きく、最大30mもの高さの津波や、6日間続いた火災の影響で、死者90,000人、当時のリスボン市内の85%ともいわれる建物倒壊の被害を出しました。

地震による津波や火災

この地震による津波や火災などの被害もあわせると、リスボン市内だけで約1万人が死亡したとされています。この地震は、当時のポルトガルにとっては大災害であり、ヨーロッパ全体にも大きな影響を与えました。

地震への心構え

ポルトガルでは首都のリスボンで地震と津波や火災が発生し、大きな被害が発生しています。
日本でも東日本大震災で地震による津波や原子力発電所の事故がありました。

東日本大震災

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|東日本大震災

東日本大震災では、過去数百年にわたって蓄積されたエネルギーが一気に解放されたと解析されています。

震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけて長さ約450km、幅約150kmにも及び、広範囲で断層が連続的に破壊されました。東日本大震災の地震エネルギーの規模は、阪神・淡路大震災の約1,000倍に達すると言われています。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|東日本大震災

首都直下地震

東京都の首都直下地震では、木造住宅密集地域の倒壊や火災が多発し、交通マヒや断水が予想される。建物の耐震化率を上げることや家具の固定、防災訓練の実施などが重要であり、最低3日分の飲料水と食糧の備蓄も必要といわれています。

南海トラフ地震

南海トラフ地震は、南海トラフ沿いのプレートがずれることで起こる巨大地震で、約100年から150年に一度の頻度で発生しています。
地震に備えるためには、日頃から地震や津波の危険性を認識し、避難場所や避難経路を確認しておくことが重要です。

まとめにかえて

地震や津波はいつ、どこで起こるか分かりません。

「緊急地震速報」と「津波警報」等 いざそのとき、身を守るために!

いつ、どこで起こるか分からない地震や津波。その発生をできるだけ早く伝え、身を守る行動がとれるように、気象庁では、地震による強い揺れが来るときには「緊急地震速報」を、津波による災害の発生が予想されるときには「津波警報」等を発表しています。これらの情報を見聞きしたときは、素早い判断で身を守る行動をとることが大事です。
出典 政府広報オンライン

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