1854年5月2日~3日(嘉永7年4月6日~7日) 京都嘉永7年の大火「毛虫火事」
午の中刻(正午ごろ)、御所築地内の南東に位置する仙洞御所北殿から出火。折から東の風が激しく吹いており、内侍所(賢所:神鏡を奉安している建物)、紫宸殿(儀式を行う建物)などへたちまち炎が移り、准后(皇族の待遇を受けている臣下)の住まいも炎上した。
京都御所内の傍らで、梅の木に集まった毛虫を焼いていると、火は湯殿に燃え移り、折からの強風のため、あれよあれよという間に御所内に燃え広がったのでした。 火災の原因から、「毛虫火事」と言われています。
たき火、家庭ごみや刈り集めた雑草の自家焼却は、一部の例外を除き法令で禁止されています。空気が乾燥しやすいこれからの時季、大切な命と財産を火災から守りましょう。
たき火による火災が多発しています!
平成25年中のたき火が原因となる火災は19件発生しました。
平成24年までの10年間の平均件数は約6件であり,約3倍の発生となりました。
平成26年中は,既に12件発生し(7月30日現在),たき火火災が急増した前年を上回るペースで発生しています!
出典 京都市消防局ホームページより
たき火による火災は,次の場所で発生しています。
(平成25年,京都市)
たき火を行う際は,次のことに注意してください。
たき火による火災のほとんどが,少しの不注意で発生しています。
次のことを守り,たき火による火災を防ぎましょう。
・立会いと消火の準備を確実に!
必ず消火の準備を行い,たき火をしている間は,その場を離れてはいけません。たき火が終わった後は,確実に消火しましょう。
・風の強い日,空気が乾燥した日にはたき火を行わない!
火の粉が飛散して,火災が発生しやすくなるので,風の強い日や空気が乾燥した日に,たき火を行わないようにしましょう。
出典 京都市消防局ホームページより