2015年9月11日 鬼怒川決壊
台風第18号及び台風から変わった低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響で、記録的な大雨となった。9月10日から11日にかけて、関東地方や東北地方では、統計期間が10年以上の観測地点のうち16地点で、最大24時間降水量が観測史上1位の値を更新した。
国土交通省ホームページ 台風第18号及び第17号による大雨(平成27年9月関東・東北豪雨)等に係る被害状況等についてより
出展 災害・防災情報:台風第18号及び第17号による大雨(平成27年9月関東・東北豪雨)等に係る被害状況等について - 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001105761.pdf
最近、100年に1度の大雨が毎年あるようですが、梅雨時も雨はシトシトとは降らず一気に降っています。
そのため、市街地や都市部の排水能力を超える雨量で道路が冠水したり、地下街や地下鉄に浸水があったりします。
局地的な降水状況が把握できることは、ゲリラ豪雨の不意打ちに備えるのに有効です。
高解像度降水ナウキャスト/気象庁
高解像度降水ナウキャストは、気象レーダーの観測データを利用して、250m解像度で降水の短時間予報を提供します。
気象庁は全国20箇所に気象ドップラーレーダーを設置して、日本全国のレーダー雨量観測を行っています。このドップラーレーダー観測網は、局地的な大雨の観測精度の向上を図るため、平成24~25年度にレーダー観測データの距離方向の解像度を従来の500mから250mに向上させるための機器更新を行いました。
高解像度降水ナウキャストは、これら気象ドップラーレーダーの観測データに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラやラジオゾンデの高層観測データ、国土交通省Xバンドレーダ(XRAIN)のデータも活用し、降水域の内部を立体的に解析して、250m解像度の降水分布を30分先まで予測します。
使い方
表示領域の登録方法
まずは、地図を拡大します。
地図を移動させます。
さらに、見たい範囲になるまで地図を拡大します。
位置を詳しく探すときには、ランドマークを参考にすると便利です。「ツール」ボタンを押すと、…
設定画面が現れます。
例えば、道路や、…
鉄道を表示できます。
道路や鉄道、河川を表示させたときには、降水強度の画像が半透明になりますのでご留意ください。
地図の表示範囲を決めたら、「登録」ボタンを押して、この範囲を保存します。
確認メッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。一度表示範囲を登録しておけば、次回ご利用時からはその領域が表示されます。