
(気象庁現地調査写真より)
日本は、世界有数の地震大国で、これまで多くの地震や津波による災害を経験してきました。最近では、平成23年の東日本大震災において、東北地方から関東地方にかけての太平洋沿岸を巨大な津波が襲い、甚大な被害を受けました。津波は、通常の波(風浪)とは異なり、数分から数十分大量の海水が押し寄せ、数分から数十分引くという押し引きを繰り返します。津波が陸上を襲った場合、人や建物を押し流し、風景を一変させる程の被害をもたらすことがあります。
出典 : 気象庁|津波から身を守るために
気象庁は、このような津波災害を防止・軽減するために、津波注意報、津波警報及び大津波警報等を発表し、注意や警戒を呼びかけています。津波から身を守るためには、れらの情報を理解し、迅速な避難(安全確保)を行うことが重要です。
「津波警報」等とは?
海に囲まれた日本では、地震に引き続いて津波が発生し、大きな被害がもたらされることがしばしばあります。
気象庁では、地震の発生に伴って津波による災害の発生が予想される場合、津波の高さに応じて「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」(以下、津波警報等という)を発表しています。
出展 政府広報オンライン|「津波警報」等とは?

安全を確保するための行動
津波警報・注意報が出て、海辺で強い揺れや長くゆっくりした揺れを感じたりしたら、海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難します。
解除まで気を付けて
津波は繰り返し襲ってきます。津波到達後も津波警報・注意報が解除されるまで気を緩めず、避難を続けます。津波警報が出ている間は、絶対に戻ってはいけません。
注意報でも海中は危険
津波注意報が出ているところでは、海水浴や磯釣りは危険です。ただちに海から上がって、海岸から離れます。
正しい情報を入手
テレビやラジオ、広報車、防災行政無線などを通じて正確な情報を入手しましょう。

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